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疼く…
第9章 麻以の試練
今朝まで居たのはリビングルームだった。私は 隣の部屋に引きずられて行った。
(待って!御主人様、怖い!御主人様の様子にはついさっきまでの温かみが感じられない!!つ、遂に、本当のサディストがベールを脱いだの???怖い!助けてぇ…)

ガウン姿の御主人様が さっきまでは 温厚なジェントルマンに映っていた私の目。今は、レディコミで見た冷血なサディストに見える…


部屋には はめ込みの書棚があり、重厚な大きなデスク。(書斎?)

床の この仕切りは? キッチンの床下収納のような…


『この上に四つん這いで。』デスクに上がった。首輪のチェーンは天井の滑車に括り付けられた。デスクの脇から革製の枷が鎖の音と共に現れ、両手首をそれぞれ固定した。四つん這いの腹の所から臍下5㎝位までデスクが迫り出しデスクにセットされた革製ベルトが私のローウエスト辺りを固定した。
ベルトの鎖は、やはりもうひとつの滑車に括り付け、膝から足首までの幅の革製足枷で固定された。もう どうにも動けない。

『さあ、これからお仕置きをする。唸るのは許す。しかし、叫ぶ、泣くは許さない。従って、泣いたり叫んだらペナルティーは至極当然。いいね?返事をしなさい』

『クゥ〜ン』

『よし、では始める。』
スパンキング片尻100。だから200打ち。ペナルティー①回毎に+10。

『頑張りなさい』

バシーン!バシーン!

『ギャーッ!』いきなり私は叫んでしまった。

ギャグを装着された。ベルト付き。がっちり嵌められた。

バシーン!あらんかぎりの力で身を揺すった。

『う〜〜、アグ〜〜』
ボロボロと涙がデスクに溜まっていった。

悦びの涙ではない。助けてぇ!やめてぇ!の涙。御主人様の逆鱗に触れた。

乳首にクリップが挟まれた!
私は目を剥いて激痛に耐えた。

30を超える頃 身体からは大量の玉汗が噴き出し、50を数える頃には、身がちぎれ、血が吹くのではないかと恐怖におののいた。
77発、私はギャグをしているにも関わらず ぎゃーぎゃーと叫び出してしまった。

乳首のクリップに錘が下がった。乳首ちぎれるー!!!!!
よだれ 涙 鼻汁は どんどん溢れた。たまに、御主人様は様子を見るが、冷ややかで無表情。熱いのに心が凍る。
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