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疼く…
第10章 試練 2
後ろ手は外された。

円形回転台の上に立たされていた。
ハイヤードライバーは御主人様の助手となり、麻以の両手首を軟らかい革で巻き上げていた。

親指同士は毛糸で結ばれ、手首には手錠。腕を高く上げられ滑車の鎖に繋げられた。

つま先が台の上にかろうじて着く位まで引き上げられた。

目隠しが施され 辺りは水を打ったように静かになった。

神経は耳に集中した。

『御主人様?』
呼んでも返答がない…

誰も居ないの?不安が突き上げてきた。

不安定な状態に置かれた身体は揺れ、立っていることが辛い。この静寂は恐怖に変わった…

不意に 伸ばした腕に何かが触れた。安心もつかの間、麻以は次の瞬間 悲鳴をあげた。

『あーーーっ!』
きっと 鞭だ。
『痛ーぁい!』
『ぎゃーっ!』

『あー』 『嫌ー』 『やめてぇ』 『助けてぇ』
発狂したように絶叫した。叶えられることはなく、失神するまで続けられた。

『麻以!起きなさい!』頬をぶたれ、気が戻ってきた。

目の前に立てられた大きな鏡に映る麻以は 傷だらけで ミミズ腫れした皮膚はところどころ血が滲んでいた。

泣き出してしまった…力無く…

体力は限界だと思った。



しかし…



拷問(私にはそうしか思えなかったのだ)は次のステップへと進む。

滑車から外された腕は血の気が引いていたが 徐々に血色は良くなっていった。

傷に塩を擦り付けるかのような拷問は バイブレーターと組み合わせて始まった。

のけ反る様に 弓なりになった器具に張り付けられ、脚は大きく広げ固定された。腕は横に、のけ反った『大』の字になった。
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