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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第8章 城崎温泉そぞろ歩き

本日のお宿である、
旅館つばき乃の
本館の特別室に戻って来た。

『浴衣…着ますか?』

そう言えばさっき
外湯めぐりで
脱衣所で鉢合わせた観光客の人は
浴衣の上に
アウター着こんで
下は靴の人も居たな…。

「さっきね、外湯めぐりしてた時に
浴衣の上にアウター着て、
下は下駄じゃなくて靴の人居たよ?
あの恰好なら…今でも行けるかもって」

それに…比較的近い場所の
3つの外湯だけ残してあるから。
身体が冷える前に、次の外湯に
入る事が出来そうな気がする。

『確かに洋服よりも
着たり脱いだりが圧倒的に
浴衣の方が楽ですもんね…』

「それに…カニ食べるんだったら
浴衣の方が良いなって…」

『じゃあ、浴衣選びに行きましょうよ』

部屋にも…寝巻になる
如何にも温泉旅館って感じの
浴衣が用意してあるが。
フロントの所で好きな物を
豊富な種類から選ぶ事が出来て。

普通の帯も貸してくれるみたいだけど
外湯めぐりするのなら、
部屋の丹前帯を結ぶだけの方が
効率的に回れますよと。
浴衣を借りたいと伝えた時に
そうアドバイスをして貰って。
脱いだり着たりを楽にするために
浴衣って言ってるのに、
帯毎回締め直してたら…
余計に手間が掛かるから。

『今は若い子とかは…
普通の平帯ではなくて
色浴衣でも兵児帯で
着られる方も多いですよ?』

そう言って大人が使える
長さと色とデザインをした
兵児帯を見せて貰って。

身体に巻くだけで
前から見たらちゃんとした
帯を巻いてるみたいに見えるし
蝶々結びにするだけで大丈夫ですよ
どうせ後ろは上着で見えませんからと。

フロントの従業員さんがそう言って。

男性用の浴衣も
種類があって今は
外国人の方が多いから
男性の大きいサイズもありますよと。
彼が着られるサイズの、
男性用の浴衣も見せて貰って。

それぞれの浴衣を選んで。

つばき乃と言う旅館だからか、
可愛らしいものから
シックな柄までつばきのモチーフが多い。

シンプルなのをどう?って聞くと
地味だと言われてしまったので、
まぁ大柄の彼なら、外人さんが
好きそうな大柄のを選んでも
浴衣に着られる心配はなさそうだったから。

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