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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第8章 城崎温泉そぞろ歩き

こっちの折り曲げて畳んだ足を
押し潰していた身体を
彼が起こすと、膝を揃えたままで
こっちの足を伸ばして、
伸ばした足を抱えたままで。
ぱちゅんっ…ぱちゅっと…
腰を打ちつけて来る。

「あああっ、んんっ
はぁ、あああぁ゛ーーーッ!!」

揃えて伸ばした足を上に上げて
正面からよいしょと言いながら
彼がこっちの足をずらして来て。
自分の片腕に乗せるようにしながら
こっちの身体だけを横に向けて来て。
イスカ取りの…体位にされてしまう。

ゴリゴリと…彼のペニスが
擦ってくる場所が
いつもの体位では当たらない場所を
擦って刺激して来て。

身体を折りたたんで
その状態のまま
おっぱいに彼が吸い付いて来て。

「んはあぁっ、ああっ
あっ、あっ、ああぅあ゛あああぁんッ」

『巴さん…してる最中に
おっぱい吸われるの好きですよね?』

繋がってる最中に、
胸の先を吸われると…
どうしようもなく気持ち良くて。
頭が真っ白になってしまって、
彼が激しいピストンをしなくても
またすぐにイってしまう…。

「やああぁん、一緒はぁ…ダメッ
すぐ…イッちゃうからあぁあっ
んあぁあ、あああ――――ッ!!」

すぐまた…一緒にされて
イってしまって居て。
そのまま…ぐったりと…
脱力して絶頂の余韻に浸っていると。
ずっしりと…重みが掛かって来て。
おっぱいを吸うのを止めて
彼がこっちの唇を求めて来る。

「み…港…斗…くぅ…ん、身体
…元に…戻して…ほしい…のッ」

イスカ取りじゃなくて、
元の正常位に戻りたいと
巴が港斗にお願いして来て。
横に倒していた身体を、港斗が起こして。
元の向かい合う正常位に戻った。

「んっ…港…斗、くん…ッ」

下から巴が港斗の肩に
自分の腕を絡めて来て
縋り付く様にして抱きつくと
自分から…彼のキスを求めて
自分の頭を起こしてキスをする。

「んぅ…、ふ…っ、んっ…んくッ…」

『巴さん…ッ…、巴さ…ん』

シュル…と…もっと…
腕だけじゃなくて
彼と触れ合う面積が欲しくて
自分の両足で彼の腰に抱きつく様にして
巴が自分の足を絡めた。

グンッと…自分の中で
彼のペニスが…膨れ上がる様に
大きくなったように感じて。

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