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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第2章 2人の年越し
シックスナインをするのと
ゴムを装着するのに
彼に背中を向けていたから。
彼と向き直って、彼の身体の上に跨ると。
自分の手でペニスを握って。
その時に違和感を感じた。
コンドームを付けているが
自分の手に彼の体温を感じる。
それに…明らかに…薄いのは
手でペニスを握っても感じる。
『たった、0.02ミリ違うだけで
こんなに感覚が違うもんなんですね』
大体コンドームって
0,03ミリとか0,04とか
それ位の厚さの商品がほとんどで。
そんなに差があるのか?って言うのが
今まで…の考えだったんだけど…。
腰を浮かせて、彼のペニスを固定して
スリスリと亀頭を陰列に擦り付ける。
「んああぁ…ん…」
思わず…声が漏れてしまっていたのだが。
まだ…陰列に擦り付けただけで。
擦ってるだけ…なのに…、
びっくりするほど…気持ち良くて
下手したら…これ…ゴムしてない
生の状態で擦るより…気持ちいいかも…。
ごく…っと…思わず固唾を飲んで
巴がさっき感じた感覚を
確かめる様に、亀頭でスリスリと
自分の陰列を…擦ると…。
ビクビクっと身体を…震わせながら。
「んはぁ、あんっ、これぇ…
擦ってる…の…、気持ちい…い…ッ」
何か…新しい…感覚がする…ッ。
ゴムして無い時とも…
ゴム着けてる時にスリスリするのとも
どっちとも…違う…、温かいし…
それに……凄い…気持ちいい…ッ。
『気持ち良すぎて…、挿れるの
惜しくなっちゃたんですか?
気持ちいいって顔してますよ?
でも…スリスリしてるだけで
こんなに気持ちいいんだったら…
挿れたらもっと…、
気持ちいいんじゃないですかね…』
焦らすつもりは無かったんだけど
感じたとこない…気持ち良さに
ついついスリスリしてしまっていて。
彼の方が…限界と言いたげに
急かす様にしてこっちの腰を掴んで。
こっちの角度と、
ペニスの勃起の角度を合わせられる。
『挿いって…行ってますよ…?』
ズブブブッ…っと彼のペニスが
自分の中を押し広げて
繋がって行くのを感じる。
彼の熱が…ダイレクトに伝わって来て。
明らかに…ゴムをしてる時とは違う。
でも…まるっきり生かと言うと
限りなく生に近いけど違う…が正解だ。