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12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第3章 2024年1月1日

触れている部分がピリピリと
痺れる様に感じて
ビクビクっと…腰の辺りが跳ねる。

『巴さん…』

こっちの胸の辺りに
触れたそうにしている彼の手に
巴が自分の手を重ねて。

「ダメ…キスだけ……ッ」

グイグイと彼がこっちの身体に
自分の身体を押し付けて来て。
キスをしてるだけなのに、
彼のペニスは…硬くなって
ガチガチに勃起してるのは…
押し付けた腰を揺すって
擦り付けて来るから。

その存在感を…嫌でも感じてしまって
余計にジンジンとアソコが疼いて来る。

「んんんッ!ふぅ…んぐ…ッ」

舌に舌を絡まされて
口の中でお互いの唾液が混じり合う
口角から飲み切れない分の
唾液が溢れ出て来て伝って行く。

「んんっ…んふ、んん゛!」

『……ッ、巴さん…その…明日…。
今日、初詣出来なかったから
湊川神社にでも…生田神社でも
初詣して…帰りましょうよって…
言いたかったんですけど……』

その後ある事を囁いて来て
その彼の言葉に頷いて同意した。

『良かった…』

彼の指先が巴の
パジャマの合わせの所に伸びて来て
ボタンを2つ外して来て。
グイっとパジャマの前を開かれた。

ナイトブラの隙間から零れている
巴の乳房に噛みつく様にして
彼が吸い付いて濃い赤赤しい色の跡を
巴の白い肌に港斗が残すと。
チュ……とその赤赤しい跡に
恭しくキスを落とす。

『あんまりしつこく…すると
巴さんに怒られそうですし…
今日は…我慢します…ね…?』

そう言って…さっきまでの
呼吸もままならなくなりそうな
激しいキスとは違う。
ねっとりと絡む様なキスを
名残を惜しむ様にしてして来て。

ちゅッ…と触れるだけのキスを最後にすると。

そのまま身体を離して行く。

さっきまでの距離が離れてしまって
感じていた体温と重みがなくなると
寂しい様な気持ちになってしまう。
ダメだ…、ダメ…とこの気持ちに
負けてしまいそうになる感情を
首を左右に振って否定して巴は追いやると。

よしよしと…港斗の頭を撫でた。

「港斗君…明日は…お休みだし…
アパートに帰ったら、ずっと…
ベッドの上で大人の
寝正月…するのはどうかな?」

『え??巴さん、良いんですか?
それ本気で言ってますか?』

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