この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼と城崎温泉旅行する話
第7章 城崎温泉へ出発!
ーーーー
ーーー
ーー
ー
2024年1月20日
その日は…そんなに寒い朝じゃなかったけど。
カーテンを開いて、巴が
空を見上げると…小雨が降っていて
空はどんよりとした曇り空だった。
彼がここを出るのは8時で良いと言うから、
朝から…えっちで…起こされる感じで
一緒にシャワーして身支度を整えて。
彼がコンビニに寄っておにぎりとか
サンドイッチで済ませませんか?って
言ってくれたから、朝ご飯は作らずに。
家を出る予定にしていた8時よりも
少し早い時間に家を出た。
『コンビニ…セブンで良いですか?
今、あれ…あるんですよ、
北海道フェアの…いかめしおむすび』
ハンドルを握っていた彼が
そう巴に声を掛けて来て。
要するに…彼が、朝ご飯は
要らないって言ったのは
セブンイレブンのいかめしの
おにぎりが食べたかったらしいんだけど。
人気商品なのか…、
おにぎりの棚の1段が
全部そのいかめしおむすびで
埋め尽くされてたから…、
彼だけじゃなくて…ハマってる人が
居るって事なんだろうなって。
彼がカゴにおにぎり3つ入れてたから、
よっぽど…好きなんだろうなって。
『巴さんは…どうしますか?』
「そんなに…美味しんだったら
私も…食べてみようかな?」
セブンプレミアムの
ルイボスティーと一緒に
巴がおにぎりを持っていると、
彼がカゴを差し出してくれて
お会計を一緒にしてくれるみたいなので。
お礼を言って、カゴの中に
それを入れさせて貰った。
レジ袋…は…いつも
バックの中に入れてるから。
コンビニでの買い物に
丁度いいサイズの
小さめのエコバックを
これ使ってと…巴が港斗に差し出して。
『こんな小さいサイズの
エコバックあるんですね…
コンビニ専用のサイズですね…。
ありがとうございます、巴さん』
彼はセブンカフェの
ホットコーヒーも買って居て。
会計を済ませて車に戻ると。
買った物が入ってる袋から
私の分のおにぎりを出すと
どうぞと差し出してくれて。
ルイボスティーと一緒に
差し出された
いかめしおむすびを受け取った。