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第1章 趣味のゴルフは羞恥プレイ・・・・

コンペには月イチぐらいで呼ばれます。
女子率が低いのもありますが、やはり私の格好が人気の理由だと思います。
ある取引先のコンペでは私と同じパーティになるために、忖度があったりくじ引きがあったりするそうです。
旦那さん曰く、コンペでスコアを競っているのに素人の若い娘の面倒を見るのは面倒がられるので、ある程度ゴルフができる熟れた女がゴルフおじさん達には良いみたいです。

コンペには流石にノーパンで参加することはありません。
タイトやフレアーのミニにインナー代わりのヨガ用のショートレギンスです。
ヨガ用のショートレギンスは立体裁断の美尻タイプです。
美尻タイプというと響きは良いのですが、お尻にピッタリと張り付いて形がしっかりわかるタイプのレギンスで、実はティーバック並の食い込み感だったりします。

デザインはいくつかありますが、色は白で1分丈のものしか買ってもらえません。
完全に旦那さんの好みなんですが、

「3分丈以上のレギンスは色気もなにもない、せっかくのミニなのに生腿が見えないなんてダメだ！」

・・・・という理由です。
もちろん、レギンスの下に下着は履かせてもらえないので、じっくり見られるとお尻の肌感や、手入れされていない濃い陰毛がわかる感じです。

ここで、旦那さんとのラウンドで培った、見えそうで見えない、見えなそうで見えるという教育が活かされています。
ティーグラウンドでティーを指す仕草、カートへの乗り降り、パットラインを読む仕草、カップからボールを拾う仕草は特に、同伴競技者の立ち位置を意識し、見え方を意識した所作を心がけています。
夏場のコンペで急に雨に振られたりすると、白のレギンスはすぐに透けちゃうのでとっても困りますしドキドキします。
濡れないように気をつけていても、傘をさしたままプレイできるわけでもないし、濡れ方が激しい時にティーアップをする際には、後ろからヒソヒソと話している声が聞こえて、違った濡れ方をしてしまいます。