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謀殺された王子は 復讐者として淫らに返り咲く
第10章 狂宴
「‥ああ……ッ‥‥んああ//…‥‥ああ‥!!」
「はぁっはぁっ……たまんねェ……いい顔になってきたんじゃねぇか?……なぁ、おい!そうやってると生意気なお前も可愛く見えるぞ。まぁまだまだ許してやる気は無ぇけどなァ!?──おらイけ!どんどんイけ!」
「く─‥ぅあっ…//‥‥ぁ、んっ」
「お前の苦しんでるその顔……最高にいいぜ……ハァ……ハァ……はは、もっと見せろよォ……!!」
「…アっ//」
しだいに心身ともに疲れ果て、オメルの声も聞こえなくなる。
辛うじて聞こえるのは自分を責め立てる罵声と嘲笑…そして自分自身の嬌声ばかり。
立派な淫具へと変貌したクルチの柄がナカをひと掻きするごとにそそり立った竿の先端から蜜を溢れさせ
合間にウルヒの平手が尻を打つと、それにすら発情を促されて色っぽく喘いでしまう。
調子にのった周囲の隊員が彼の乳首を捻っていたかもしれないが、どこの刺激によって自分がいま絶頂しているのかわからないほど神経をすり切らせたシアンは
そんな頭でたったひとつ……自分が確実に狂わされている事だけはよくわかっていた。
ビクッ.....!!
「ははははは!こいつ何も出さずにイッたぞ!?」
「…‥ぁ!‥‥ぁぁぁ‥!!」
吐き出すものを失ってからも、この狂った宴は終わらない。
永遠に感じる。
痛覚が麻痺した下半身で
なのに快感だけは貪欲に拾う──
「‥ハァッッ‥アッ!!───…‥クッ、ク……‥ククク」
シアンはそんな自分が馬鹿馬鹿しくて
淫らな自分を嘲り笑った。
───