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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第3章 弐
 到底、俄には信じがたい事実だった。
 と、嘉門の眼の前に何かが差し出された。
 絶望の底に真っ逆さまに突き落とされた嘉門が虚ろな視線を動かす。
 眼前には、仏具屋の内儀の先刻までとは違った真剣な顔があった。
「これを花やのおかみさんから預かってるんですよ。ううん、もっと正しく言えば、おかみさんからじゃなくて、お都弥ちゃんからの預かり物ってことになるんでしょうがね」
 嘉門は震える手でその小さな包みを受け取った。
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