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さようならも言わずに~恋は夢のように儚く~
第2章 壱
―どうぞお使い下さいませ。
 鈴を転がすように玲瓏な声と共に差し出されたのは、小さな手ぬぐいと傘であった。
 礼を言おうにも、振り向いたその時、既に相手は店の奥に引っ込んでいた。
 それから嘉門は何度かその店の前を通りかかったが、花やの店先に座っているのは四十前後の女で、到底、嘉門に傘を差しだしてくれた若い娘とは思えない。そうこうしている中に、嘉門は傘と手ぬぐいを返しそびれてしまった。
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