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第14章 招かざる客

膣内への注入が終わる頃にはペニスの強度は失っていたが、
それでもまだ星羅の膣内にふにゃちんは挿入されたままだった。
呼吸も整い、射精の余韻で何も考えられない聖者の時間が訪れ始めると、星羅が遼太を抱きしめ、耳元で囁ささく、

「も～っ！我慢の足りないお子ちゃまなんだから～」

星羅は膣内に遼太のペニスを収めたまま、
お尻を小刻みに左右に振った。
射精を終え、敏感になった亀頭に
膣壁が容赦なく当たる。
遼太は気づくはずもなかったが、
星羅は「キンチャク」と呼ばれる名器の持ち主で、膣の入り口付近の締め付けがかなり強い。
普通なら抜け落ちるペニスも締め付けのおかげで未だに膣内に留まっていた。

「ウッ～ッ　ハァ　ハァ　もう許して！」

たまらず星羅の体を抱きしめ懇願する。
射精し終えたはずなのに
再び尿道に「ピュッ　ピュッ」と
精子とはまた違ったものが流れる意識を感じた。

「出てるのわかる？遼太さんは今、潮を噴いているのよ」

これが男の潮吹きの感覚なのか！

満足した星羅が膣圧をゆるめると
不意に「ズルっ」と萎んだペニスが膣から抜け落ち、やっと星羅のおま○から解放された。
その解放感から一気に脱力し、
星羅も力が抜けて遼太の体に覆い被さってくる。

「キモチよかった？」

星羅の腕は蛇のように遼太の体にまとわりつき、
遼太と恋人のように抱き合う。
「気持ちよかった？」と聞きながら、
その顔は悪戯っぽく笑っていて、
次の瞬間にはどちらともなく唇を重ね合って舌を絡めていた。