この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛欲と追憶の日々
第8章 嫉妬

それを聞くと、また怒りだして私に言ってくるのだ。

「お前は、俺がいながら、男を家に引っ張り込んだんだぞっ!!」
「だから、なにもしてないって言ってるじゃない!!」

こんな、押し問答の様な状態がしばらく続いた。
それも、近所に聞こえるような大きな声でタカシは言うのだった。

私は、ホトホト困ってしまった。

「じゃ、どうすればタカシの気が済むの?」
「俺か?」

「そうよ…」
「なら、これから、俺の家に一緒に来い…」

この日、タカシは自分のいつも乗っているスクーターを自宅に置いて飲みに行ったらしいのだ。
我が家には、タクシーで来たらしい。

なので、自宅に帰る足が無かった。
そこで、思いついたのが私の車だった。

私は迷っていた。
何故なら、自分の家の私のベッドには翔が眠っている。

その翔を残してタカシの家に行くことが出来なかったのだ。
その様子を見て、タカシは言ってくる。

「家にいる男の事気にしてるのかよ!!」
「ええ、気にしてるわ…」

別に、タカシとは正式に付き合っている訳ではなかった。
それに、タカシから好きだと言われたこともなかったのだ。

事実あったのは、身体の関係だけだった。

/100ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ