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生贄の 人妻
第5章 犯された 哀しみ
ぶっきら棒に言ってくる 気怠い体を起こし 浴室に入って
昨夜 対馬が麻衣を抱き 声を上げさせた処を奇麗にして
お湯を溜めはじめて リビングへ戻ると 森の横を叩くのを見て
隣に座ると 厚い唇が麻衣の顔に重なり 舌を押し込み
麻衣の舌に絡ませ続けて 白い背中を大きな手が優しく撫でて来る
森は 浴槽にお湯が溜まる迄 麻衣の口の中で遊び キッチンから
音が聞こえた時 白いワインのボトルとグラスを抱え
浴室へと消え 麻衣は気怠い体で 森の後を付き 浴室の中へと入って行った
浴槽に浸かった森が 麻衣を見上げ 指で前を指し 森の前に体を入れると
グラスを差し出してきて 白いワインの入れられたグラスを傾け
冷たく冷えた 白ワインの透き通る様な酸味が口の中へ 広がり
半分程を一気に飲み込んでいた
「 日本酒もあるぞ 」
グラスを傾け 浴槽の淵に置いたボトルから手酌でグラスに注ぎ
ボトルを麻衣に差し出し
首を振った麻衣はグラスを差し出し ワインを受け口に運び
白い肌の首筋が染まり始めていた
森が笑い声を上げ ワインを飲み干し ボトルから 手酌をしていく
麻衣は差し出される ワインを飲み 舌の動きが怪しくなり
呂律が回らなくなり始め
浴室の中に 笑い声が流れ 目の中に光が浮かび上がり
森に絡み始めた
「 ぶちょう 今日は・・・まいの・・・お・・・」
「 〇〇こ・・・・さわ・ら・・ない・・・でうか・・・」
「 オ・・〇〇こ・・・おく・・ち・・つけて・・す・・わ・・・」
浴槽から出していた手に持っていたグラスがバスマットに落ち
森は麻衣を抱き上げ ベッドにそっと寝せ 上掛けを掛けて
リビングへと消え ベッドの上で麻衣は
深い夢の世界に足を踏み入れていた