この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
生贄の 人妻
第8章  取引先の 社長
漆黒の長い髪で 麻衣は注がれた赤ワインを口に運び
目の前の 細面の眼光の鋭い 社長に目を合わせ
その目の鋭さに 目を伏せていた

土曜の夕方 森の車で このレストランへ入り
社長を交えての夕食会が始まり 森が麻衣を紹介して
麻衣は ウエストを絞ったスーツに 
膝上のスカートを履き 黒のストッキングに
ピンヒールで 夕食会に赴いた麻衣を
社長の 鋭い目が見据えられた時だった 

「 お名前は? 」

少し低い 威圧する声で聞かれ

「 川田 麻衣と申します 」

社長の鋭い目に 目を伏せて答え

「 結婚してるの? 」

風貌から出される声は優しく
麻衣の手を見て 聞かれ 
持っていたグラスを置いて頷いて見せ 
森が 社長を見ると 社長は グラスを森に
差し出して 注がれたワインを口に運び
黙って 頷き 食事が 始まった

スープから始まる料理の 間 会話もなく
食事は 進み 麻衣は 今夜は・・・・
小さく切った ステーキを口に運び
目を上げて 社長を見て また視線を外していく

2週間前 森が 自分の過去を話し終えた後
今夜一晩 社長と一夜を過ごして欲しいと
言われ 先週 長髪のウイッグを購入して
下着は 深紅の 上下を纏い スーツを着て
夕方 森の車に乗り レストランへ入ると
テーブルに 座っていた紳士に 森は麻衣を紹介して
立ち上がった 男性の目が 麻衣に注がれ
その眼光の鋭さに 麻衣は震えを覚えていた 

食事も後半に入った頃 
社長が森にワインを差し出し 森が車ですからと
断りを入れると 少し苦笑いを上げ

「 昔はな・・・・・ 」


/284ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ