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生贄の 人妻
第1章  誠意
部長の手を押さえていた麻衣の手が止まり 拓哉を見て

「 君のミスが 会社に2億の損失を出して 」

「 此のマンションも 去年買ったばかりだったよな 」

麻衣の 太腿を摩る手は 下着の際まで進み 麻衣は強く押さえて 
恥かしい処に 届くのを止めようと藻掻きながら 二人の会話を聞いていた

「 君が 会社に残れるように 手配したのは 誰かな? 」
嬲るような言葉に

「 部長です 」 赤い顔をした拓哉が小さく言う

「 今日は ご夫婦が 私に誠意を見せてくれるんだよな 」

麻衣を 舐める様に見ながら 
太腿の手は 下着の上から秘唇に当てられ蠢き始めて来る

「 ご主人のグラス 空だよ 」

麻衣の耳元に顔を寄せ 分厚い唇が耳元で囁き
麻衣は拓哉のグラスに ワインを注いだ

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