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生贄の 人妻
第10章  揺れ動く 心
「 お昼は 何にします? 」

森の肥満した体に 体を預け 
黒い上下の下着姿で麻衣が聞くと

「 ピザ 頼んで置いた もうすぐ来る 」

麻衣は立ち上がり 寝室でワンピースを仕舞いエプロンを纏って
リビングへ戻った時 チャイムが鳴った

「 これで!! 」

森が悪戯な目をして 1万円札を渡してくる
軽く睨んで 頬を府絡ませて見せ ドアを開けると
以前来た 若者が ピザの箱を差し出し 
麻衣のエプロンのサイドに
視線を這わせ 差し出した1万円札を受け取り
釣銭を渡して来る時も 視線はエプロンの下に注がれ

「 有難うございました 」

元気な声を出して 帰って行く
ピザの箱を持ち 部屋に戻ると 森が珈琲を抱え
テーブルに置いて 二人は昼食を取り
午後のゆったりとした中で 麻衣は
森からの愛撫に 何度もの高い声で答え 
体に森の精を浴び 意識を飛ばして 
森の腕の上で目を覚ました
 
午後 日が落ち始めた時 二人歩いて買い物に 
ドアを開けた時 待ち受けていた風達が
麻衣のスカートで遊ぶ中 麻衣はスカートを押さえ
下着の無い下半身を見せない様 押さえ続け
百貨店へ入って エスカレーターに乗る時も 
下からの風に注意していると 森が

「 この間の 灰色にすればよかった 」

残念そうに漏らし 麻衣は強く森の背中を叩いた
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