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生贄の 人妻
第11章  8月の麻衣 報告に そして契約の為
食事が始まり 麻衣のグラスに ワインを注ぎ
社長の目が光を浮かべ 麻衣を見つめ
目を下げていた麻衣が 時折潤んだ目で
社長に視線を送り 部屋へと二人は向かう

部屋に入り 後ろから 社長が麻衣を抱きしめ
社長の腕に 麻衣は腕を重ね 吐息を漏らした時
体を返され 顔が重なり 舌を絡めて来た

社長の体に手を回して 舌を絡めあい
社長の手がブラウスのボタンを外して
体を引き 手首のボタンを外すのを麻衣は見下ろしていた
スカートが落とされ キャミソールを脱がされた時
社長の動きが止まり 深紅のブラジャーを驚いたように
見つめて来た

「 社長に 見せたくて・・・ 」

恥ずかしそうに 胸を隠して 麻衣が言うと
狼狽した声で

「 奇麗だ 似合うよ 」

何処かに 気持ちが飛んだような話し方に変わり
麻衣はパンストを脱ぎ ベッドへ 横たわり
社長を見上げ 社長が裸に成って麻衣の体に覆いかぶさり
口を合わせて来る 社長の舌を受け 吐息を漏らして
舌を絡め返し 下着が 優しく脱がされて 全裸の体に
社長の手が乳房に触れ 愛撫が始まった
手は動き続け 唇は乳房から 乳首へ そして脇の下から
脇腹へと唇が這い 麻衣の中に白い光が広がり 喘ぎを
ツインの部屋の中へと流していく
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