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The Bitch (ザ、ビッチ)
第7章 2024年3月17日日曜日
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 ピチャ、ピチャ、ピチャ…

「あっ、うっ、そ、そんなぁ」

 ピチャ、ジュル、ジュボ、ジュル…

「はぁ、硬くてぇ、熱いわぁ…」

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 わたしはワザとそんな淫靡な音を立てて、ワザと声に、言葉に顕す…
 そしてそれは僅かに戸を開き、こっそりと覗き始めた麻耶さんによく分かる様にである。

 なぜなら、麻耶さんが嫉妬とジレンマの苦しみに狂う様に、いや、激しく狂わせる為に…
 
 だって、それが…
 わたしの、いや、わたしが和哉と別れるという対価の代償だから。

 大好きな、愛しい和哉を譲るのだ…

 それなりの代償を払ってもらわなきゃ…

 そして和哉は決して安くはないのだから…

 いや、高い…のだから。


 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「あっ、うっ、う、ゆ、悠里さぁん…」

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「はぁ、ふぅ、ひもりいいのぉ?」
 
 気持ちいいのぉ?…

 わたしはしゃぶりながらそう問い掛けていく。

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

「は、はい、き、気持ちいいっすぅ」

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 和哉はわたしの口の中で、自身をビクビクと小刻みに快感に震わせ、そしてそう喘ぎ、応えてくる…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 ジュル、ジュボ、ジュル、ジュボ…

 

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