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ギャラクシー・ジャーニー 宇宙騎士キタリヴァン
第3章 第3話 ジャニィの騎士たち
 ふかふかのベッドに横になり温かい布団に潜った僕だが、心の中は全く落ち着かないでいた。

 今日の昼までミカロスの性奴隷として働かされていた僕は宇宙騎士キタリヴァンにより突然解放され、これからはおそらく宇宙連邦政府の保護機関へと送られる。

 そうなれば再び奴隷の身分に落とされることはないが、今の僕は36歳になるまで奴隷としてしか生きたことがない|木偶《でく》人形だ。

 奴隷生活でも統一宇宙言語の読み書きと計算ぐらいは身につけられたが、こんな僕を今更社会人として扱ってくれる場所などあるのだろうか。

 そんなことを考えていると全く眠れず、僕は何も考えられないまま寝室を出ると宇宙船の内部をさまよった。
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