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淫獄地域枠 リコ先生は村のみんなのお嫁さん
第7章 第6話 中井戸村のリコ先生
「これはこれは敷島先生、直接お会いするのは10年ぶりですね。本当に立派な女医さんになって……」
「私なんてまだまだ半人前ですよー。やっと指導医の立場にも慣れてきたかな? って思うぐらいで」
今日は土曜日なので診療所の外来診療は午前中で終わっており、後期研修が終わってから広々とした一軒家に移り住んでいた私のもとを白髪交じりの頭髪になった高柳さんは杖をついて訪ねてくれました。
そして36歳になった私のお腹には新たな生命が宿っていて、高柳さんは妊娠7か月を迎えて大きくなっている私のお腹を微笑ましく眺めていました。
「四谷先生からお聞きしましたが、お腹の子は4人目のお子さんとなるそうですね。お相手については聞いていませんが、敷島先生がこの村の男性とご結婚して出産されたのは地域奉仕枠の趣旨からしてもとても素晴らしいことと思います」
「いえ、実はそもそも相手が分からないんですよ。あと私戸籍上はまだ独身なんです」
「はいっ!? そ、それは一体どういう……?」
お腹をさすりながら言った私に高柳さんは仰天し、そうこうしていると午後の往診を終えたタカヒロくんが家に帰ってきました。
「私なんてまだまだ半人前ですよー。やっと指導医の立場にも慣れてきたかな? って思うぐらいで」
今日は土曜日なので診療所の外来診療は午前中で終わっており、後期研修が終わってから広々とした一軒家に移り住んでいた私のもとを白髪交じりの頭髪になった高柳さんは杖をついて訪ねてくれました。
そして36歳になった私のお腹には新たな生命が宿っていて、高柳さんは妊娠7か月を迎えて大きくなっている私のお腹を微笑ましく眺めていました。
「四谷先生からお聞きしましたが、お腹の子は4人目のお子さんとなるそうですね。お相手については聞いていませんが、敷島先生がこの村の男性とご結婚して出産されたのは地域奉仕枠の趣旨からしてもとても素晴らしいことと思います」
「いえ、実はそもそも相手が分からないんですよ。あと私戸籍上はまだ独身なんです」
「はいっ!? そ、それは一体どういう……?」
お腹をさすりながら言った私に高柳さんは仰天し、そうこうしていると午後の往診を終えたタカヒロくんが家に帰ってきました。