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君に愛されて重かった 三流力士と限界キャバ嬢
第5章 最終話 私を相撲部屋に連れてって
翌朝目覚めるとベッドの上では鬱之郷がいびきをかきながら寝ていて、私は彼の両肩を揺さぶって目覚めさせた。
そして目を開いた鬱之郷に優しくキスをして、彼にずっと伝えたかったことを伝え始める。
「宇津田君。私はやっぱり今でも宇津田君のことが大好き。宇津田君がどうしても岐阜に帰るっていうなら私も付いていく。だけど……」
「……」
「私は宇津田君がもう1回大相撲の舞台で活躍するのを見てみたい。……私を、相撲部屋の女将さんにしてくれる?」
「もちろん! 瑞貴ちゃんのためなら全力で頑張るよ!!」
「そう言ってくれて嬉しい。ご褒美に歯磨きしてあげるから」
洗面所から持ってきた歯ブラシで鬱之郷の大きな口の中をゴシゴシと磨いてあげながら、私はいつか彼の奥さんとして歯磨きをしてあげられる関係になりたいと思った。
(完)
そして目を開いた鬱之郷に優しくキスをして、彼にずっと伝えたかったことを伝え始める。
「宇津田君。私はやっぱり今でも宇津田君のことが大好き。宇津田君がどうしても岐阜に帰るっていうなら私も付いていく。だけど……」
「……」
「私は宇津田君がもう1回大相撲の舞台で活躍するのを見てみたい。……私を、相撲部屋の女将さんにしてくれる?」
「もちろん! 瑞貴ちゃんのためなら全力で頑張るよ!!」
「そう言ってくれて嬉しい。ご褒美に歯磨きしてあげるから」
洗面所から持ってきた歯ブラシで鬱之郷の大きな口の中をゴシゴシと磨いてあげながら、私はいつか彼の奥さんとして歯磨きをしてあげられる関係になりたいと思った。
(完)