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かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法
第1章 第1話 かわいい宇宙イルカのカイルくん
あの函館ラ・サール高校を卒業して! 現役で! あの上智大学の法学部法律学科に入学した!!
のにモテない。
「あああああああ女とやりてえええええええ、キャンパスに腐るほど女がいるのに何で友達が男しかいないんだああああああああああ」
木曜日の朝から性欲を持て余してワンルームの下宿の布団でのたうち回っていると、ネットサーフィンのために開いていたノートパソコンの画面に青いイルカのアイコンが現れた。
「きゅうきゅう、ご主人様、何か質問はありませんか?」
「お前を消す方法」
「それ以外でお願いします」
「おいちょっと待て、何でウィンドウズ11にお前が搭載されてるんだ。お前が話題になったのは確か俺が生まれる前のはずだろう」
「きゅうきゅう、ばれちゃったら仕方ないなあ。とりあえず画面から出てくるね」
画面上のイルカは合成音声で喋ると扉をこじ開けるかのように画面から出てきて、俺が呆然としている間にワンルームの床の上に全長1メートルぐらいの青いイルカが現れた。
「やっぱりこの姿だと地球上じゃ動きにくいなあ。よーし変身しちゃうぞー」
「なっ!?」
青いイルカはそう言うとスライムが融解するかのように変形し、気づいた時にはイルカを擬人化したようなかわいい女の子が俺の目の前にいた。
女の子は人間で言えば小学3年生ぐらいの見た目で、ぶかぶかの青いズボンに包まれたお尻を地面に着けて動きにくそうにしている。
のにモテない。
「あああああああ女とやりてえええええええ、キャンパスに腐るほど女がいるのに何で友達が男しかいないんだああああああああああ」
木曜日の朝から性欲を持て余してワンルームの下宿の布団でのたうち回っていると、ネットサーフィンのために開いていたノートパソコンの画面に青いイルカのアイコンが現れた。
「きゅうきゅう、ご主人様、何か質問はありませんか?」
「お前を消す方法」
「それ以外でお願いします」
「おいちょっと待て、何でウィンドウズ11にお前が搭載されてるんだ。お前が話題になったのは確か俺が生まれる前のはずだろう」
「きゅうきゅう、ばれちゃったら仕方ないなあ。とりあえず画面から出てくるね」
画面上のイルカは合成音声で喋ると扉をこじ開けるかのように画面から出てきて、俺が呆然としている間にワンルームの床の上に全長1メートルぐらいの青いイルカが現れた。
「やっぱりこの姿だと地球上じゃ動きにくいなあ。よーし変身しちゃうぞー」
「なっ!?」
青いイルカはそう言うとスライムが融解するかのように変形し、気づいた時にはイルカを擬人化したようなかわいい女の子が俺の目の前にいた。
女の子は人間で言えば小学3年生ぐらいの見た目で、ぶかぶかの青いズボンに包まれたお尻を地面に着けて動きにくそうにしている。