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かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法
第10章 サプリメント5 カイルくんと宇宙シャチのカオルくん

「もぐもぐ、カイルに地球の噂を聞いた時から気になってたんですけどあれから地球で優しいご主人様に出会って永住することにしたって聞いて、そんなに快適な惑星ならおれも遊びに行きたいなって思ったんです。現地で読む少年サンデーも面白いなあって。もぐもぐ」
「そうなのか。俺はただの文系大学生だから大したおもてなしはできないけど、短い間でも地球の生活を楽しんでくれたらなって思うよ。ところでカイルくんはどうしたの?」
いつもお茶目でかわいいカイルくんと違ってカオルくんは雑でだらしない感じの男の子だがいとこだけあってかルックスはカイルくんによく似ていて、黒髪ショートカットにくりくりとしたつぶらな瞳と小さな口は俺の好みだと率直に思った。
「きゅーきゅー、おれ地球の日差し苦手なんで日焼け止めとアイスボックス買ってきてってお願いしたんです。そろそろ帰ってくる頃かな?」
「きゅうきゅう、お待たせカオルくん! 外暑かったけど急いで買ってきたよ!!」
合鍵で玄関のドアを開けて入ってきたのはなぜか走ってきたのか汗だくのカイルくんで、カイルくんがいつも外出の時に着ている青いTシャツは汗まみれになっていた。
「うわっどうしたのカイルくんそんなに急いで。買い物頼まれてたんだよな?」
「そうです、カオルくんのために急いで買ってきました。これでいい?」
「よっしゃー、これで外に出られ……って何だよー、おれ日焼け止めはスプレー式じゃなくてクリームがよかったのに。アイスボックスもぶどう味よりグレープフルーツ味がいいって前に言ったよな?」
「えっ!? ご、ごめんカオルくん……」
「きゅーきゅー、そんなんだからお前はいー年して仕事もせずに地球で|居候《いそーろー》生活やってんだよ。ぐりぐりぐりぐり」
「きゅううっ!! や、やめてカオルくん、痛いよおおおおぉぉぉ」
カイルくんはどうもいとこであるカオルくんに強く出られないらしいがカオルくんに両手の拳でこめかみをぐりぐりされて苦しむカイルくんはとてもかわいらしく、やはりかわいい子供2人が絡み合っている姿はいいものだと思った。ちなみに外見上9歳ぐらいに見えるカイルくんは宇宙人だからか実際には俺よりも結構年上らしい。
「そうなのか。俺はただの文系大学生だから大したおもてなしはできないけど、短い間でも地球の生活を楽しんでくれたらなって思うよ。ところでカイルくんはどうしたの?」
いつもお茶目でかわいいカイルくんと違ってカオルくんは雑でだらしない感じの男の子だがいとこだけあってかルックスはカイルくんによく似ていて、黒髪ショートカットにくりくりとしたつぶらな瞳と小さな口は俺の好みだと率直に思った。
「きゅーきゅー、おれ地球の日差し苦手なんで日焼け止めとアイスボックス買ってきてってお願いしたんです。そろそろ帰ってくる頃かな?」
「きゅうきゅう、お待たせカオルくん! 外暑かったけど急いで買ってきたよ!!」
合鍵で玄関のドアを開けて入ってきたのはなぜか走ってきたのか汗だくのカイルくんで、カイルくんがいつも外出の時に着ている青いTシャツは汗まみれになっていた。
「うわっどうしたのカイルくんそんなに急いで。買い物頼まれてたんだよな?」
「そうです、カオルくんのために急いで買ってきました。これでいい?」
「よっしゃー、これで外に出られ……って何だよー、おれ日焼け止めはスプレー式じゃなくてクリームがよかったのに。アイスボックスもぶどう味よりグレープフルーツ味がいいって前に言ったよな?」
「えっ!? ご、ごめんカオルくん……」
「きゅーきゅー、そんなんだからお前はいー年して仕事もせずに地球で|居候《いそーろー》生活やってんだよ。ぐりぐりぐりぐり」
「きゅううっ!! や、やめてカオルくん、痛いよおおおおぉぉぉ」
カイルくんはどうもいとこであるカオルくんに強く出られないらしいがカオルくんに両手の拳でこめかみをぐりぐりされて苦しむカイルくんはとてもかわいらしく、やはりかわいい子供2人が絡み合っている姿はいいものだと思った。ちなみに外見上9歳ぐらいに見えるカイルくんは宇宙人だからか実際には俺よりも結構年上らしい。

