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かわいいイルカのカイルくんがお前を消す方法
第11章 サプリメント6 カイルくんの統一宇宙イルカ語講座

「分かるかあっ!!」
「あははは、冗談ですよご主人様。そんなに難しい話ではなくて、統一宇宙イルカ語は地球に存在するモールス信号と非常に近い言語です。実を言うと19世紀アメリカの発明家だったサミュエル・モールスさんはモールス信号を発明する過程で宇宙人との交信に成功していて、マイクロ星の宇宙人とやり取りする中で統一宇宙イルカ語を元にしてモールス信号を発明したのです。モールスさんが死ぬまで口外しなかったので地球人は誰も知りませんけどマイクロ星では割と有名な逸話で、マイクロ星に親地球家の宇宙イルカや宇宙シャチが多いのもこのためだったりします」
「何か俺今あっさりとすごい歴史の真実を知ったな!? 仕組みはよく分かったけどそれなら地球語と統一宇宙イルカ語の翻訳機とかあるんじゃないの?」
「実は大昔からあって、ぼくがご主人様に出会った頃から日本語がぺらぺらだったのも翻訳機で練習したからです。ご主人様にも一つあげますけど、恥ずかしいのでぼくが電話で話してる言葉を勝手に翻訳したりしないでくださいね!」
「ありがとうカイルくん。俺もいつかはカイルくんと母国語で喋れるようになってみるよ」
それからカイルくんが説明してくれたことによると日本語のモールス信号の「・」を「きゅう」、「ー」を「きゅー」に置き換えたものが統一宇宙イルカ語になるとのことだった。モールス信号自体よく知らない俺でもなぜモールスさんはアメリカ人なのに統一宇宙イルカ語は日本語に準拠しているのだろうかと思ったが細かいことは気にしてはいけないのだろう。
その日はカイルくんが作ってくれたベーコンエッグの朝ご飯を食べた後に2人で1日中サブスクの映画を見るといういつもの休日を過ごし、夕方には2人で近くのスーパーに1週間分の食料の買い出しに行った。
カイルくんの生活費10万円は1か月間大事に使わねばならないが、統一宇宙イルカ語の勉強は無料でできそうなので俺は少しでもカイルくんからの好感度を上げようとその日から彼の母国語を頑張って勉強することにした。
「あははは、冗談ですよご主人様。そんなに難しい話ではなくて、統一宇宙イルカ語は地球に存在するモールス信号と非常に近い言語です。実を言うと19世紀アメリカの発明家だったサミュエル・モールスさんはモールス信号を発明する過程で宇宙人との交信に成功していて、マイクロ星の宇宙人とやり取りする中で統一宇宙イルカ語を元にしてモールス信号を発明したのです。モールスさんが死ぬまで口外しなかったので地球人は誰も知りませんけどマイクロ星では割と有名な逸話で、マイクロ星に親地球家の宇宙イルカや宇宙シャチが多いのもこのためだったりします」
「何か俺今あっさりとすごい歴史の真実を知ったな!? 仕組みはよく分かったけどそれなら地球語と統一宇宙イルカ語の翻訳機とかあるんじゃないの?」
「実は大昔からあって、ぼくがご主人様に出会った頃から日本語がぺらぺらだったのも翻訳機で練習したからです。ご主人様にも一つあげますけど、恥ずかしいのでぼくが電話で話してる言葉を勝手に翻訳したりしないでくださいね!」
「ありがとうカイルくん。俺もいつかはカイルくんと母国語で喋れるようになってみるよ」
それからカイルくんが説明してくれたことによると日本語のモールス信号の「・」を「きゅう」、「ー」を「きゅー」に置き換えたものが統一宇宙イルカ語になるとのことだった。モールス信号自体よく知らない俺でもなぜモールスさんはアメリカ人なのに統一宇宙イルカ語は日本語に準拠しているのだろうかと思ったが細かいことは気にしてはいけないのだろう。
その日はカイルくんが作ってくれたベーコンエッグの朝ご飯を食べた後に2人で1日中サブスクの映画を見るといういつもの休日を過ごし、夕方には2人で近くのスーパーに1週間分の食料の買い出しに行った。
カイルくんの生活費10万円は1か月間大事に使わねばならないが、統一宇宙イルカ語の勉強は無料でできそうなので俺は少しでもカイルくんからの好感度を上げようとその日から彼の母国語を頑張って勉強することにした。

