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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第13章 神戸コンチェルト

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神戸コンチェルトは
神戸の港巡りをしながら、
お食事を頂く事が出来る
所謂レストラン船…なのだが。

元々ずっと神戸港で、
レストラン船をしていた訳じゃなくて。

元々は、1993年に大阪港と神戸港を結ぶ
大阪湾遊覧クルーズ船シルフィードとして
就航したものがこの船だ。

その2年後の、1995年1月17日
阪神淡路大震災のに寄って、
高浜岸壁は地震で大きな被害を受けたものの、
船に被害はなく、1月20日から寸断された
陸路に代わる海上迂回路として、1日4往復、
航海時間1時間30分の臨時運航を開始。

その後…震災による観光業績の低迷で
管理会社が倒産、運航休止となり
当初は海外に販売される予定だったが
神戸の震災復興のシンボルとして
新たな運航会社が設立されて。

1997年に船名をコンチェルトに変更、
1997年7月18日に復活したのだそうだ。

と…言うのを…神戸コンチェルトの
歴史…みたいなので見たんだけど。

『中々…人生…じゃないけど、
色々あったんですね、あの船にも…』

もう…神戸コンチェルトは
最初からレストラン船として
造られた物だと思ってたから。
そんな歴史があったとは知らなかったんだけど。

出航時間の30分前になって、
乗船を開始すると言うアナウンスがあって。
乗船待ちをしていた人たちがぞろぞろと
移動をし始めたので、私と彼も
その人の移動の流れについて
コンチェルトの方へ移動する。

『こんな風に…乗り物に乗る人が
綺麗に列を作って待てるのも、
日本ならではの光景らしいですよ?』

「でも…偶に…並んでるのに
前に入って来る人…いるけどねぇ」

前の人達に続いてコンチェルトの中に
乗り込むと、ピアノの生演奏で
お出迎えをして貰える。

『デッキ…行きましょうよ』

彼と手を繋いで、コンチェルトの
メインマストのあるデッキに向かう。

いつもはモザイクから
コンチェルトを見る方だけど。
今日はこっちが乗る方で。

『ブライダルフェアとかも
してるらしいですよ?
来月…来てみます?
船上ウエディングの無料相談会』





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