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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第13章 神戸コンチェルト

時間も早めだったし
やっぱりあの時も言ってたけど
コース料理は食べた気がしないと。
美味しそうに焼き鳥を食べてたんだけど。

美味しいクラフトビールと
私はビアカクテルの飲み比べが
あったのでそれにしたんだけど。

丁度いいサイズの4種類の
ビアカクテルが飲めて。

このお店は…六甲ビールの
工場直送のクラフトビールと
有名ブランド牛の神戸牛。
県内産の若鳥、淡路島の新鮮野菜を
頂く事が出来る地産地消のお店で。

地元の美味しい物を頂いて。
お腹も満足して良い感じになった後は。
タクシーでピエナ神戸に戻った。
ここから…ピエナ神戸までは
タクシーで2000円ちょっと。

美咲さんにオススメされた
ピエナスイートといよいよご対面。

ネットのサイトでちらっとは
お部屋の画像はみたけど。
港斗君がお洒落ラブホテルと
言ってたから…そうとしか
見えなくなってしまってたんだけども。

ホテルのフロントで名前を告げると、
今日のお部屋のルームキーを受け取った。

エレベーターに乗り込んで10階にある
客室へと彼と向かった。

昨日も泊ってるから、フロントも
このエレベーターも…知ってる
光景…ではあるんだけど。

ピエナスイートの画像も見てるから
お部屋の内装も知ってるんだけど。

エレベーターが10階に到着して。
1001号室のドアを彼が開いて。
こっちに中に入るように促して来る。

『さぁ、巴さん。どうぞ?』

「うん、ありがとう。お邪魔します…」




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