この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼とホワイトデーする話
第15章 2024年3月17日
ーーーー
ーーー
ーー
ー
2024年3月17日…
『巴さん…おはようございます』
…私は…彼に声を掛けられて
目を醒ました…。
目を醒まして…自分の視界に映る
天井や部屋の光景に…違和感を
憶えてて…ぼんやりとしていた
意識が段々とハッキリとして来る。
ああ、そうだ…昨日は彼と
港斗君と一緒に
ピエナスイートに泊ったんだった。
朝食は10時半からの予約なので、
今…の時間を彼に尋ねると
まだ時間は8時前なのだそうだ。
寝かせないと…言ってたけど
寝かせて貰ってた…と思って居ると。
『巴さん、巴さん…。
朝なんで…僕のここも
こんな感じなんですけど?
どうですか?目覚めの
モーニングセックス…でも…』
まるでモーニングコーヒーでも
飲みませんかと言いたげに、
彼に…えっちのお誘いを頂いて。
こっちが…お返事を…
返すよりも…既に…
朝のお目覚めえっちが…
始まってしまっている気がするのは。
きっと…私の気のせいではない…はず。
ゴソゴソと彼が私の身体を
弄って来て。
唇に唇を重ねて来る。
「んんっ…、あっ…、待って…
えっち…する前に…
おトイレ…おトイレに…行ってからっ」
『おトイレは…後でもできますって…』
そう言って大丈夫大丈夫と
意地悪な笑顔をしながら言って来て。
「おしっこ…漏れちゃったら…
んんっ…ど、どうする…のっ…」
『漏れちゃいそう…なんですか?』
こっちの言葉に、
彼の声のトーンが上がったのを
自分の耳が聞き逃すことは無くて。
彼は…私が…おしっこを
漏らしちゃうのは…期待してる?
それとも…漏れそうなの我慢してるのを
楽しんでるの…?とか思いつつ。
『お漏らし…プレイとか…』
「しません…、しませんからね?」
どこまでが…本気で
どこまでが冗談なのか…。
と…思いつつも…彼を自分の上から
退いてと…手で押しのけて。
おトイレに行って戻って来ると。
『巴さん、お帰りなさい。
待ってましたよ?どうぞ』
ここ、ここと…ベッドの上を
ぽんぽんと彼が叩いて
巴にここ、ここと合図して来る。
「昨日は…港斗君に
サービスして貰ってばっかりだったから
私にも…サービスさせて…」