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12歳年下の彼とホワイトデーする話
第6章 ホテル&リゾート バリタワー
『じゃあ、僕達も行きましょうか?』
「ねぇ、港斗君…今日泊まる所って」
『あ、チェックインする前に
怒らないで聞いて下さいね?巴さん。
本当は別の部屋を予約してたんですよ。
んでね、例の臨時収入があったんで
直前キャンセルあるなら…って
アップグレードして貰ったんで…』
天王寺駅から徒歩3分の好立地。
最寄りのコンビニもすぐ近くにある。
外観から…異国情緒が漂う
ホテル&リゾート バリタワーに到着した。
1歩…ホテルの中に入ると、
アロマのオリエンタルな香りがして。
ホテルのロゴが入った
滝の様になった噴水が
エントランスホールに設置されていて。
流れているBGMも…ガムランで。
バリのリゾートホテル…ムードがある。
場所は大阪の天王寺…新世界のお膝元なのだが。
チェックインして来ますねと彼が言って。
荷物はクローク預りして貰ってるのでと
彼がフロントに言って居る間に
フロントの横のカフェスペースで
待っていてと言われて。
ウエルカムスイーツが入れられている
冷蔵庫と、ちょっとしたカフェスペースには
自由に飲める沢山の種類がある紅茶や
ビールも…飲めるようになって居て。
ビールだけじゃなくてスープもある…。
飲み物の種類が多すぎて
何を飲もうか悩んでいる間に
彼がチェックインを済ませて戻って来て。
『アメニティ選べるらしいですよ?』
フロントの目の前には
アメニティがずらっと並んでいて。
その種類の多さにびっくりしたんだけど。
アメニティバイキングで好きな物を
1人5つ選ぶ事が出来るらしい
お部屋にも十分に用意がしてありますとあって。
見た事ない…様な…
ボディミルクとかハンドクリームとか
ミニサイズのカイロとか…
シートパックに足裏シートとか
こんなアメニティ見た事無いし
バスソルトを好きにカップに詰められる
そんなコーナーとかもあったりとか。
『飯島先生が…大阪行くんだったらって
ここ、オススメしてくれたんですよ。
ここ連れて来たら女の子達みんな、喜ぶって』
女の子じゃなくて達なんだな。
それもみんな喜ぶんだ…。