この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
12歳年下の彼とホワイトデーする話
第8章 2024年3月15日
と言うか…お部屋のドアの先は廊下で
部屋の奥で突きあたって右側に
お部屋が続いている様だった。
入口すぐの右側にドアがあって
その奥が洗面台とトイレと
お風呂が…ある様で…要するに
ぐるっと…バスルームを取り囲む
様な感じの間取りになっている様だった。
この部屋は…ディープブルー…
明るさを押さえた印象の
落ち着いたトーンのブルーが
お部屋のカラーになっている様で。
部屋の中央にあるバスルームを
常に右手に見ながら
そのバスルームの壁に沿って移動すると。
リビングスペースが見えて来て。
ゆったりとしたサイズの…
落ち着いたブルーのソファが見えて来る。
ソファの前にはセンターテーブル
ソファに座ると寛ぎながら
大きなテレビを見る事が出来て。
ソファに座って右手の壁の所に
壁沿いにテーブルが設置されていて。
そのテーブルの上にはポットやグラス
カップやコーヒーやお茶が用意されている。
ソファの後ろには…大きなベッドがあって。
ベッドとソファの間の部分の辺りに
水回りの所の壁の一部がガラス張りで
向こうが見える感じになっていて。
『この窓みたいなの…お風呂が
見えるのかと思ったんですけど、
見えるのは洗面所ですね…。
あ、でも…脱いでる所は見えますね』
この場所の意味深な窓からは
洗面所の所が見えていて
壁に2着バスローブが掛かって居るのが見える。
確かに…この…窓の前を経由しないと
お風呂場には…行けないから。
えっちなのぞき窓…に…思えなくも無いけど。
でも…公式サイトで見た
ピエナスイートは…お風呂が全面ガラス張り
な感じだったから…彼がお洒落なラブホテルと
ここの事を形容してたんだけど。
『これ…窓じゃなくて
ドアにしてくれたら、ここから
出入りする事ができますよね?
部屋の真ん中に水回りを
纏めて設置してるから、
あっち側まで回らなくても
お風呂も入れるし夜とかも
トイレ行けて便利ですのにね…』
お客様アンケート…みたいなのが
テーブルの所にセットされてるから
お湯張りを待っている間に
この部屋を改装するなら
あの窓をガラスのドアにして欲しいと
ご意見を書いてたんだけど…。