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籠の鳥
第1章 家族?
忍さんが部屋に入って来ると、4人に囲まれる…


「ねぇ… なにするつもり?」


震える声で 忍さんに尋ねた。


「そんなに 怖がらなくていいよ?

妹の君が、僕たちに相応しいか調べさせて貰うだけだから」

忍さんがそう言うと、私の座らされて居た椅子が機械音と共に高く上がる。


「きゃぁっ」


「何も 恐くない… おとなしくしなさい」

忍さんの冷たい声色に背筋が凍った…


椅子が忍さんの視線の高さぐらいになると背もたれが倒される。

「やだっ 恐いっ助けてっ」


泣きながら懇願すると、両側から 望さんと匠さんが髪を撫でる。


「動いたら 危ないよ」


チョキチョキという音がしたかと思うと、忍さんの手にしたハサミが私の服を切り刻んでいく…


「やだ…やめて… 忍さん…お願いだから…こんな事しないで」


震える声で精一杯頼んでみたが、あっという間に 私は、ブラジャーとパンティだけの姿にされてしまった。





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