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童顔の青年
第14章 伸夫と隆
彰は絵美の影響で舞子がまた変わったと思う一方で成美は益々彰だけになった事にため息が出るが上手く隠している為知るのは大和だけ…

他のセフレでさえ成美の事は知らない…それほど慎重に通っている…そして制限さえ課して居るのでまずボロを出さない限りバレる心配は無い…

大和から伸夫がカモフラージュする理由を聞いて見て居たがやはり彰には猿にしか見えていない…

そうしたいのにそう言う相手が居ない?…

そう思ってもどうしようも無いので放置するしか無い…隆が周りの友達とやたらと一緒に過ごすようになった事も疑問だったが伸夫の言うようにフルオープンなのはどうやら大和だけで相変わらず彼女優先の生活を送って居るがまた一年学年が上がっていよいよ自分達も就活の為の準備を始めないとならない…春休みに入って早々に隆に呼び出された…

居たのは自分だけでなく伸夫と大和も居て…


隆「俺さ…今年の秋からアメリカの大学に編入する事になりそうなんだ…」

大和「えっ?留学じゃなく編入?」

隆「そう…編入…去年の正月に実家に戻った時にさ親父の海外転勤が決まった…まぁ俺は一人暮らしだからこのままこっちで卒業まで居る予定だったんだけど…」

隆の両親がすぐには戻って来れない事と隆のマンションや生活費などを仕送りするのに手間と手数料などが嵩んで円安とは言え向こうの物価を考慮した結果今のままだと厳しいと言う判断だったらしいしかし大学は卒業して欲しいと両親の希望と本人の希望もあり大学側に相談して居たらしく向こうの大学編入が最も良いと言う判断になったらしい…向こうの大学には寮があり日本に通わせる半分くらいのお金で済むらしい…

とは言えすぐには行きたく無いと三年まではこの大学に通えるようお願いして居たらしい…

祖父母が多少の援助をして…そしてその残って居た理由は後輩と自分達から離れたく無いと言う隆のワガママだったらしい…

彰「なんだ…すぐに戻ってこれんじゃんか?」

隆「!?はっ?アメリカだぞ?知り合いもいねぇ…全く未知の場所で途中から入ってなんですぐに戻ってこれんだよ?」

伸夫と大和もなんでと言う顔をして居た…
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