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童顔の青年
第14章 伸夫と隆
彰「それこそ好都合…向こうの大学は日本とは制度が違う…別に一年で二年分飛び級して卒業出来ちまう…遊ぶ相手居ないんだろう?じゃ勉強してりゃ良いじゃんか…卒業したら向こうから日本の企業でもなんでも面接受けたらいいだろう?それも嫌でここに戻ってまだ学生したいならスキップした分こっちで特待生で院出戻ってもいい…隆のやる気次第でどうにでもなるじゃんか?それに連絡も今は簡単だよ…ディスコで顔見て話す事も出来るし相談だって出来る唯一直接遊ぶ事だけが出来ないけどオンラインゲームなんかで遊ぶ事も可能…それにどうせ卒業したら皆バラバラになる…会える時間も激減するよ…それが遅いか早いかの差だろう?隆のそれってただの甘えじゃね?友達や後輩はどこでも作れるし付き合いも出来る環境が今はある…何を深刻になってるのか…俺にはわかんない…」

大和「相変わらずえぐいなお前は…向こうの大学のスキップって相当難関だぞ…まぁ後の話しはその通りだと思うけど…俺も連絡は取りたいしなその方法も山ほどある…問題は時差だけどそう難しい問題でも無い…朝早起きするか深夜まで起きてるかのさだ…」

伸夫「…俺はちょっと寂しい…付き合ってくれる奴居なくなっちゃうからな…コイツら中々付き合ってくれねぇしな…でも俺もそれで十分だと思うよ…彰の言う通り…まぁスキップは流石にな…英語教えて欲しいまであるし…」

隆「……お前ら…ひでぇな…まぁ分かった…でも居る間は付き合ってくれよな?彼女なんてもう作ること難しいからさ…」

彰はまたため息を吐いて…

彰「はぁっ…全く…そんなもん…簡単だろう?期間限定でセフレ作って恋愛感情無しの関係でデートとかする分には問題ねぇよ…だいたいお前がそう言う子を見つけてねぇのは伸夫に付き合って同じ事するからで単独で行動すりゃあ今頃一人や二人見つかってたはずだ…友達や後輩思いは悪くない…けど自分殺してそれしても誰が嬉しい?意味ねぇ優しさは相手を傷つける…それにコイツに合わせてやる事はねぇ…伸夫…理由分かったてんだろ?友達ならちゃんとしてやれよ!」

彰の一喝にポカンとした2人だったが…

隆「クス…お前…そんな事言う奴だったのか?まぁ…言う通りそうするわ…伸夫…協力頼むよ…」

伸夫「チッ…分かったよ…今まで沢山付き合って貰ったし合コンは任せろ…あと彰…痛い事突くの勘弁してくれ…」
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