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12歳年下の彼と同棲開始する話
第5章 お風呂えっち
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このテラスハウスは…
新婚さん向けの物件だから。
小さな子供さんがいる
ご家族さんの為に
お風呂の湯船が子供さんと一緒に
浸かっても湯船の中で
遊べるスペースがある大きさで。
洗い場も…その為なのか
大きめの余裕のある感じなっている。
彼が物件を探してた時に
お風呂が広いのも
防音と同じぐらいに重視する
条件として挙げてたから。
この物件は防音の方面と、
リビングの広さと、
バスルームの洗い場と
湯船のサイズで…
彼の出した条件は満たして居て。
私は対面キッチンで、
カウンターがある
キッチンが良かったのと。
大きめのウォークインクローゼットが
物件に求める条件だったので。
このテラスハウスは100点満点だった。
不動産屋さんも凄い人気で
すぐに埋まっちゃうって言ってたし。
自信を持ってオススメしますって
言うだけのいいお部屋だなって。
間取りと設備もバッチリなんだけども。
外から見た外観も
赤い煉瓦風の外壁の
2階にちょっと尖った
三角屋根になってる部分があって。
その部分が…主寝室にある
ロフトになった書斎スペースなのだが。
そのソフトの部分に…彼は…
書斎スペースと…、
筋トレエリアを作っていて。
寝室のエリアと…筋トレのエリアが
見えないようにできるからって
このテラスハウスにしたみたい。
夕食の片付けを終えて、
リビングでテレビを観ながら
あの…脚付きのマットレスで
猫ちゃんのクッションを
モチモチしながらお湯張りを待って居ると。
引っ越しはしたんだけど、
あのアパートでの暮らしと
彼が居る…のは金、土、日と
水曜日は一緒なんだから…
そんなに…変わらない…気がして来て。
『……じゃあ…来週の週末にも…
どこかに…デートに行けそうですね…』
「妹の…顔ぐらいは…
見には…行きたいけどね…」
『どうしますか?…27日から
ゴールデンウィークになりますけど
今年は30,1,2は平日ですし…』
港斗君は…29日は…
出勤しないとダメだと言って居て。
その代わり…、5月の2日が
お休みになるみたい。