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官能能力者 あおい
第10章 私・・・潮吹いちゃった?
冷静になってみると、コレってものすごいまずいのではないだろうか・・・。
私は、今、お姉さんの視線で腰が立たないほど感じてしまった直後だ。
その視線を送っていたお姉さんが私に近づいてきて、声をかけているって・・・。

気づかれた!?

振り返り、駅のホームの柱に身を預けてお姉さんを見つめる私。
まだ、腰がよく立たない。
アソコと太もものあたりが湿っているのか、ひんやり冷たい。
何でって?
私の女の子のお汁だ。

もしかして、いやらしい匂いがお姉さんにまで届いているかもしれない。

メガネに丁度、朝の陽が当たっていて、お姉さんの表情はよく見えない。
でも、口元はにっこりと笑っている。
添えられた左手の人差し指が、微妙に淫らな感じがするのは、気のせいだと思いたい。

「え・・・っと・・・」

言いながら私は後ろ手で柱を押し上げ、なんとか腰を立たせようとする。
に、逃げなきゃ・・・
本能的に思った。
眼鏡の奥の瞳が、まるで獲物を狙う肉食獣のように感じられた。見えないのだけど、たしかにそう感じる。

ここにいては・・・ダメ!

やっとのことで駅の階段に向けて駆け出した。
足がうまく動かず、こけつまろびつとはこのことだ。
でも、少しでも離れないと・・・。

必死で足を動かす。

しかし・・・

「あん♡はううん」

いまだ濡れそぼっている私の秘肉に、容赦なく細くしなやかな指が挿入され、腟内をぐちゃぐちゃとかき回す。

「うああああ・・・」

なんとか小声で抑えたけれども、足はもう動かない。
ぺたん、とその場で尻餅をついて両手で体を支えるのが精いっぱい。

「・・・やっぱり♪」

お姉さんが近づいてくる。
お指はまだ私のアソコをかき回し続けている。
ううう・・・

その指は繊細に、的確に私の気持ちのいいところを刺激し続ける。

う・・・うまいよぉ・・・

お姉さんが私の横にしゃがみ込む。やさしく、いやらしく、微笑む。
「大丈夫?肩を貸そうか?」
どうしたどうしたと、周りに人が集まってくる。
お姉さんは表情をパッと切り替え、
「妹がちょっと貧血気味みたいなんです。でも大丈夫です。このまま病院に行きますから」
と、こともなげに周囲の人に言ってのけた。
その間も、私のアソコはそのお指に蹂躙され続けているのは言うまでもない。
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