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官能能力者 あおい
第15章 デートに誘うぞ!
さて、透子さんのところに行ったのが土曜日、そして、日曜日を挟み、週が明けて月曜日を迎えた。
帰り道、いつもの3人組で駅まで一緒。
「あーもう少しで夏休だ〜!」
美結が伸びをしながら言う。
「そうなのです。ぜひ、3人で遊びに行きたいのです!」
明日香もにっこりと言う。
「そうか・・・休みか・・・」
そうだよね・・・。休み、明後日は終業式で、それが終わったら夏休みで、余程のことがない限り委員長に会えなくなるんだ。
え!?・・・いやだ!
どうしよう・・・。
「ん?どうした?あおい・・・顔色が悪いような・・・」
美結が心配する。
「あ、いや、な、なんでもないの・・・」
ぶんぶん首を振る。
「ふーん・・・」
美結が若干目を伏せがちに相槌を打ってみせる。
何か言いたげだと思ったけど、結局、私には何も言わず、
「まあ、3人でっていうのも計画したいけど、明日香はどうなんだ?渡邉とどっか行くとかしないのか?」
そう言って、美結はにっと明日香に向けて笑ってみせる。
明日香は若干顔を赤らめて、
「実は、実はね、ちょっとお付き合いしようって話になっているのです…」
「ええええっ!」
ハッ、いけない、心の中の声が直に漏れた!!
「お、すげーじゃん!いつの間に進展を?」
ぐりぐりと美結が肘で明日香をつつく。
「あ、いや・・・この間、き、金曜日?渡邉くんから・・・こ、告白?されて・・・」
耳まで真っ赤っかな明日香。でも、とても嬉しそうだ。
顔がにやけている。
「だから、今度一緒にどこか行こうって・・・。まだ予定までは決めてないんだけどぉ」
・・・すごい・・・明日香・・・すごい・・・
「で?あおいの方は?柏木は?」
そう、明日香は普段はほわんほわんしているのに、こういうところはきっちり決めてくるのだ。割と肉食系なのではないかと疑っている。
「おーい!」
目の前でひらひらと美結が手を振ってみせる。
は、いけない!ちょっと魂が抜けていた。
帰り道、いつもの3人組で駅まで一緒。
「あーもう少しで夏休だ〜!」
美結が伸びをしながら言う。
「そうなのです。ぜひ、3人で遊びに行きたいのです!」
明日香もにっこりと言う。
「そうか・・・休みか・・・」
そうだよね・・・。休み、明後日は終業式で、それが終わったら夏休みで、余程のことがない限り委員長に会えなくなるんだ。
え!?・・・いやだ!
どうしよう・・・。
「ん?どうした?あおい・・・顔色が悪いような・・・」
美結が心配する。
「あ、いや、な、なんでもないの・・・」
ぶんぶん首を振る。
「ふーん・・・」
美結が若干目を伏せがちに相槌を打ってみせる。
何か言いたげだと思ったけど、結局、私には何も言わず、
「まあ、3人でっていうのも計画したいけど、明日香はどうなんだ?渡邉とどっか行くとかしないのか?」
そう言って、美結はにっと明日香に向けて笑ってみせる。
明日香は若干顔を赤らめて、
「実は、実はね、ちょっとお付き合いしようって話になっているのです…」
「ええええっ!」
ハッ、いけない、心の中の声が直に漏れた!!
「お、すげーじゃん!いつの間に進展を?」
ぐりぐりと美結が肘で明日香をつつく。
「あ、いや・・・この間、き、金曜日?渡邉くんから・・・こ、告白?されて・・・」
耳まで真っ赤っかな明日香。でも、とても嬉しそうだ。
顔がにやけている。
「だから、今度一緒にどこか行こうって・・・。まだ予定までは決めてないんだけどぉ」
・・・すごい・・・明日香・・・すごい・・・
「で?あおいの方は?柏木は?」
そう、明日香は普段はほわんほわんしているのに、こういうところはきっちり決めてくるのだ。割と肉食系なのではないかと疑っている。
「おーい!」
目の前でひらひらと美結が手を振ってみせる。
は、いけない!ちょっと魂が抜けていた。