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官能能力者 あおい
第15章 デートに誘うぞ!
「あ!」美結が突然声を上げる。
「そうだ!」同じタイミングで明日香も顔を上げた。
顔を見合わせる2人
「「ダブルデート!」」
息ぴったりでハモる。前もこんなことがあったような気が・・・。
「え??」
疑問符が頭にいっぱいの私。
「ダブルデートなのです。私と渡邉くん、あすかちゃんと柏木くんでどこか一緒に行くのです!一緒に行こう、って言えば、1対1より誘いやすいのです」
「いいか、あおい、初心者のデートは映画に限る!話題が続かなくても映画を見ていればいいし、一緒のものを見て、感想とか共有できるし」
「そうです!今やっているのだと、ああ、これがいいのです!『The Beautiful Day』恋愛モノだし、主人公は数学者なので、理系の柏木くんにぴったりです。」
「おう!いいな!それ。そうだな、映画の後には四人でお茶ができるといいな」
「うーん。駅チカの映画館で観るとすると・・・」
「ああ!あそこはどうだ?ミルキーパフェ!あ、でも男子はパフェとかはダメかな?」
「いや、渡邉くんは甘い物も好きなのです!」
「柏木はどうだろう?」
「柏木くんもよくお昼に甘いパンを食べています!」
「決まりだな!」
「決まりましたね!」
怒涛のようにデート計画が決まってしまった。
2人はぶんとこちらに向き直り。
「誘うんだぞ!」
「誘ってくださいね!」
微妙に違うセリフで、やはりシンクロ攻撃をしてきた。
「はい・・・」
勢いに押されて私はうなづく。
そうだよね・・・私から誘わなきゃ!
私は心を固めた。
「そうだ!」同じタイミングで明日香も顔を上げた。
顔を見合わせる2人
「「ダブルデート!」」
息ぴったりでハモる。前もこんなことがあったような気が・・・。
「え??」
疑問符が頭にいっぱいの私。
「ダブルデートなのです。私と渡邉くん、あすかちゃんと柏木くんでどこか一緒に行くのです!一緒に行こう、って言えば、1対1より誘いやすいのです」
「いいか、あおい、初心者のデートは映画に限る!話題が続かなくても映画を見ていればいいし、一緒のものを見て、感想とか共有できるし」
「そうです!今やっているのだと、ああ、これがいいのです!『The Beautiful Day』恋愛モノだし、主人公は数学者なので、理系の柏木くんにぴったりです。」
「おう!いいな!それ。そうだな、映画の後には四人でお茶ができるといいな」
「うーん。駅チカの映画館で観るとすると・・・」
「ああ!あそこはどうだ?ミルキーパフェ!あ、でも男子はパフェとかはダメかな?」
「いや、渡邉くんは甘い物も好きなのです!」
「柏木はどうだろう?」
「柏木くんもよくお昼に甘いパンを食べています!」
「決まりだな!」
「決まりましたね!」
怒涛のようにデート計画が決まってしまった。
2人はぶんとこちらに向き直り。
「誘うんだぞ!」
「誘ってくださいね!」
微妙に違うセリフで、やはりシンクロ攻撃をしてきた。
「はい・・・」
勢いに押されて私はうなづく。
そうだよね・・・私から誘わなきゃ!
私は心を固めた。