この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
官能能力者 あおい
第16章 淫語パニック
「あのね、明日香が渡邉くんと映画行くんだって。だから・・・」
「抱きしめたい!!!!」
突然大音量で響く声。
委員長の心の声が流れ込んでくる。
「ああ!あおいちゃん、すごい、近いよ。そんなに来たら、がまんできない。
抱きしめたくて、キスしたくて、おちんちん挿れたくて、
あああ!すごくいい匂いだよ。もっと近くで嗅ぎたいよ」
ちょ、ちょっとまって待って
「落ちついて!」
思わず口にしてしまった。
「え?!」
目を見開く委員長。
しまった。心の声にそのまま答えてしまったぁ!
「いや、違うの、えっと、私が落ち着いてっていうか!
そう、ええと、つまりね、私、柏木君とデートしたいの!」
・・・しばしの沈黙
5秒後、私は主観的には頭の先から足の先まで真っ赤になった。
視線が委員長から外せない。
さらに5秒後
ガバっと抱きつかれ
息が詰まるほどの顔を胸板に押し付けられる
そんな感触が私を襲った。
両手で激しく体中を締め付けられる。
愛おしい!という気持が全身に伝わる
例によって、現実の委員長は微動だにしていない。
私を凝視している。
その視線から注ぎ込まれる激しく優しい性感。
こんなに激しく、こんなにも温かく
こんなにも心地よい
こんな性感は初めてだ
「だ、ダメかな?」
最高に心地よい息苦しさに耐えながら
私はささやくように言った。
ぶんぶんと大きく委員長は首を振る
「行く、もちろん行くよ。僕も、あおいちゃんとデートしたい」
委員長、優しいんだ。
ちゃんと「デート」って言ってくれた。
まだ、私は視線でぎゅうっと抱きしめられている。
涙が出そうなほど、心地よくて、
そして、幸せだ。
「ありがとう・・・一緒に行こうっ♡」
かくして、明日香カップルと、私と委員長のダブルデートが行われる運びになった。
「抱きしめたい!!!!」
突然大音量で響く声。
委員長の心の声が流れ込んでくる。
「ああ!あおいちゃん、すごい、近いよ。そんなに来たら、がまんできない。
抱きしめたくて、キスしたくて、おちんちん挿れたくて、
あああ!すごくいい匂いだよ。もっと近くで嗅ぎたいよ」
ちょ、ちょっとまって待って
「落ちついて!」
思わず口にしてしまった。
「え?!」
目を見開く委員長。
しまった。心の声にそのまま答えてしまったぁ!
「いや、違うの、えっと、私が落ち着いてっていうか!
そう、ええと、つまりね、私、柏木君とデートしたいの!」
・・・しばしの沈黙
5秒後、私は主観的には頭の先から足の先まで真っ赤になった。
視線が委員長から外せない。
さらに5秒後
ガバっと抱きつかれ
息が詰まるほどの顔を胸板に押し付けられる
そんな感触が私を襲った。
両手で激しく体中を締め付けられる。
愛おしい!という気持が全身に伝わる
例によって、現実の委員長は微動だにしていない。
私を凝視している。
その視線から注ぎ込まれる激しく優しい性感。
こんなに激しく、こんなにも温かく
こんなにも心地よい
こんな性感は初めてだ
「だ、ダメかな?」
最高に心地よい息苦しさに耐えながら
私はささやくように言った。
ぶんぶんと大きく委員長は首を振る
「行く、もちろん行くよ。僕も、あおいちゃんとデートしたい」
委員長、優しいんだ。
ちゃんと「デート」って言ってくれた。
まだ、私は視線でぎゅうっと抱きしめられている。
涙が出そうなほど、心地よくて、
そして、幸せだ。
「ありがとう・・・一緒に行こうっ♡」
かくして、明日香カップルと、私と委員長のダブルデートが行われる運びになった。