この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
官能能力者 あおい
第17章 ダブル♡デート 映画編
そして、最後に委員長が来た。
委員長はオフホワイトの無地のTシャツに薄いライトブルーのジャケット、薄茶色のチノパンに焦げ茶のウォーキングシューズという出で立ちだ。
とても、爽やかである。
よかった、私が隣りにいてもなんとか調和が取れている・・・気がする。
「ごめん、遅くなった?」
委員長が言う。
「いや、大丈夫、俺等もいま来たとこだし」
バスケ君が明日香の肩に自然な感じで手をかけながら言う。
「わ、私も・・・さっき着いたばかり・・だから」
私は、なんか一人だけぎこちない。
ちょっと、デートっていうのを意識しすぎているかも。
「ほんじゃ行こうか」
「うん!行こう!」
明日香とバスケ君の2人が先をゆく。後ろから見ていると、明日香の肩はバスケ君の身体にひっつきそうなほどの距離で歩いている。
一方、私達はというと、かろうじて隣合って歩いているものの、半歩離れている。
もう少し寄った方がいいのかな?
こうしている間にも、明日香はバスケ君と楽しそうに何やら話している。
私達はと言うと、黙々とその後を追っている。
あううう・・・すでに、戦う前から負けている感じがする・・・。
その時、ふと、なにかの気配を感じ、何気なく、私は後ろを振り返った。
そこで見つけてしまった、怪しい影。
はい?
こそこそっと、今、物陰に隠れたのは・・・、
一人は黒いVネックのシャツに黒いタイトなジーンズ。アンバランスなほどに大きなサングラスをかけているストレートヘアの女性。
もう一人はややだぼっとした白いTシャツに紺の薄手のパーカー、黒いパンツに目深にコレも黒の帽子を被っている女子。
Vネックは透子さん。
紺パーカーは美結に見える。
って!何してんのよ!!あの二人っ!!
なんでなんで?何でついてきてるの!?
委員長はオフホワイトの無地のTシャツに薄いライトブルーのジャケット、薄茶色のチノパンに焦げ茶のウォーキングシューズという出で立ちだ。
とても、爽やかである。
よかった、私が隣りにいてもなんとか調和が取れている・・・気がする。
「ごめん、遅くなった?」
委員長が言う。
「いや、大丈夫、俺等もいま来たとこだし」
バスケ君が明日香の肩に自然な感じで手をかけながら言う。
「わ、私も・・・さっき着いたばかり・・だから」
私は、なんか一人だけぎこちない。
ちょっと、デートっていうのを意識しすぎているかも。
「ほんじゃ行こうか」
「うん!行こう!」
明日香とバスケ君の2人が先をゆく。後ろから見ていると、明日香の肩はバスケ君の身体にひっつきそうなほどの距離で歩いている。
一方、私達はというと、かろうじて隣合って歩いているものの、半歩離れている。
もう少し寄った方がいいのかな?
こうしている間にも、明日香はバスケ君と楽しそうに何やら話している。
私達はと言うと、黙々とその後を追っている。
あううう・・・すでに、戦う前から負けている感じがする・・・。
その時、ふと、なにかの気配を感じ、何気なく、私は後ろを振り返った。
そこで見つけてしまった、怪しい影。
はい?
こそこそっと、今、物陰に隠れたのは・・・、
一人は黒いVネックのシャツに黒いタイトなジーンズ。アンバランスなほどに大きなサングラスをかけているストレートヘアの女性。
もう一人はややだぼっとした白いTシャツに紺の薄手のパーカー、黒いパンツに目深にコレも黒の帽子を被っている女子。
Vネックは透子さん。
紺パーカーは美結に見える。
って!何してんのよ!!あの二人っ!!
なんでなんで?何でついてきてるの!?