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部屋
第2章 深夜徘徊
「はぁ……」
ベッドに入るたびに思い出すあの光景。
「いい加減に……」
もう、私には気を休めるところもない。
「眠れない……」
とりあえず、ベッドから出る。
「もう、死にたい……」
クローゼットに前に立ち、着替える。
「外に出よう……」
「ガチャ」
父親を起こさないよう、静かにドアを開け閉めする。
「はぁ~!」
部屋を出た瞬間、謎の解放感に包まれる。
だが、その解放感も明日への恐怖ですぐにうわがきされてしまった。
自然と足が通学路へ向いてしまうのだ。
何も考えたくない。
私は途中の歩道橋で座り込んでしまった。
「死にたい……」
この歩道橋の上からなら、死ねるだろうか。
「もう、いなくなってしまいた」
「君、どうしたの?」
はっと顔を上げると、そこには、多分女性が立っていた。
ジャケットに白いTシャツを着ている、ボーイッシュな人だ。
女だという確証はその胸だ。G?H?
めっちゃでかい。リアルで見たことない。
そして、なんとなく包容力のある人だ。
「別に」
「別になわけないでしょ」
そして、私の顔に顔を近づけてくる。
その顔は少し赤い。少しだけ酒の匂いもする。
「話す気ないの?」
「ありません。さっさと死にます」
「よくない……とりまうち来なよ」
え、そういわれるとは思ってなかった。でも、
「行きます。」
今更、どうなったってかまわない。
ベッドに入るたびに思い出すあの光景。
「いい加減に……」
もう、私には気を休めるところもない。
「眠れない……」
とりあえず、ベッドから出る。
「もう、死にたい……」
クローゼットに前に立ち、着替える。
「外に出よう……」
「ガチャ」
父親を起こさないよう、静かにドアを開け閉めする。
「はぁ~!」
部屋を出た瞬間、謎の解放感に包まれる。
だが、その解放感も明日への恐怖ですぐにうわがきされてしまった。
自然と足が通学路へ向いてしまうのだ。
何も考えたくない。
私は途中の歩道橋で座り込んでしまった。
「死にたい……」
この歩道橋の上からなら、死ねるだろうか。
「もう、いなくなってしまいた」
「君、どうしたの?」
はっと顔を上げると、そこには、多分女性が立っていた。
ジャケットに白いTシャツを着ている、ボーイッシュな人だ。
女だという確証はその胸だ。G?H?
めっちゃでかい。リアルで見たことない。
そして、なんとなく包容力のある人だ。
「別に」
「別になわけないでしょ」
そして、私の顔に顔を近づけてくる。
その顔は少し赤い。少しだけ酒の匂いもする。
「話す気ないの?」
「ありません。さっさと死にます」
「よくない……とりまうち来なよ」
え、そういわれるとは思ってなかった。でも、
「行きます。」
今更、どうなったってかまわない。