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《りな》
第2章 犬
おしっこでちゃうよぉっ…


『おひっ…こっでちゃうのぉっ』


塞がれた口で何とか伝えるも
かずやの手は止まらない


『おねがいっ ほんとっにっでちゃう』



『でちゃうよぉっ… でちゃうよぉっ』




かずやがやっと口を離した



『いいよ… 出して… りなちゃんのおしっこ』




『大丈夫だよ。ずっと見ててあげるから』



『ほらっ… ほらっ…!』



かずやの手の動きが速くなり、
お腹を押す力も強くなり




『あああああああああっあっっああっ』



どぴゅっどぴゅっ


じょろろ…



『我慢しないでいいからね。全部、ゆっくりでいいから出して』



勢いは無くなったが、りなの尿道からはおしっこがチロチロと出続けている。


りなは泣いた。



だが、


『よくがんばったね』


ご主人様がりなを抱きしめ、頭を撫でた。


りなの涙は止まり


手錠された手でご主人様に触れた




触れたご主人様は凄く暖かくて




とろん…と、気持ちよくなった。
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