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《りな》
第3章 お風呂
ちゃぽん…




下半身に刺さった異物たちを
かずやは丁寧に抜き取り


『あんっ… あっ… あっ…』


と、弱く喘いでるりなをお姫様抱っこをし




湯船に入れた。



『暖かい?』



ちゃぽん… と、かずやは体育座りをして
浸かっているりなの肩に

お湯を手ですくってかけてあげた


『うん…♪ きもちい』



『じゃー、俺も入ろっかな♪』



そういって、捲っていたシャツとズボンを元に戻し


バサッと服を脱ぎ始めた



『えぇっ!?』


『いっ… 一緒に入るの!?』





一時休戦と思って、落ち着いていたりなの心臓が
またバクバクする。


『だって一緒にいたいんだもん♪』



可愛くニヤリとするかずやの顔に
りなは小さく『もうっ…』といい

更に縮こまり湯船にスペースを空けた。
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