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月の裏で会いましょう-revised-
第10章 どこまでも一緒に
「子供を捨てたって、どういうことなんだ」

毛布にくるまれて抱き合ったまま、昴は独り言でも言うかのようにぼそりとつぶやいた。考えが自然に唇から漏れてしまったとういう感じだった。

「以舞さんはずっと話さなかったの?」

「初めて聞いた。なんで一人でそんな辛い記憶を抱え込んで・・・俺はずっと近くにいたのに」

やるせなさと怒りで昴は唇を噛んだ。私は何も言えず、ただ昴の背中を撫でた。

「よりによって、紹介したばっかりの彼女に言うなんて…ごめんな、咲良…」

「あたしはいいよ。それより昴さ…もっと自分も労わって?」
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