この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
月の裏で会いましょう-revised-
第10章 どこまでも一緒に
「子供を捨てたって、どういうことなんだ」

毛布にくるまれて抱き合ったまま、昴は独り言でも言うかのようにぼそりとつぶやいた。考えが自然に唇から漏れてしまったとういう感じだった。

「以舞さんはずっと話さなかったの?」

「初めて聞いた。なんで一人でそんな辛い記憶を抱え込んで・・・俺はずっと近くにいたのに」

やるせなさと怒りで昴は唇を噛んだ。私は何も言えず、ただ昴の背中を撫でた。

「よりによって、紹介したばっかりの彼女に言うなんて…ごめんな、咲良…」

「あたしはいいよ。それより昴さ…もっと自分も労わって?」
/298ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ