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月の裏で会いましょう-revised-
第10章 どこまでも一緒に
言いながら、昴の髪を指で梳く。

昴はキラキラしている。昴はもっと燦燦とした日々を、たくさんの人とふれあって過ごして、夜はもっと暖かい、外気から守られた場所で、愛する人と肌を触れ合わせながらぐっすりと眠るべきなのだ。そして朝になったら太陽の温かい光を浴びて、またキラキラと輝いて過ごす。そうあるべきだと私は思う。

「いつも、母さんを置いて自分一人が幸せになっちゃいけない気がしてる」

「それは間違いだよ?昴にとっての幸せは何?自分に訊いてあげて」

───自分を愛して、昴。

そう言う代わりに口づけをした。あなたが自分を幸せにできないのなら私があなたを幸せにする。私はあなたを愛し抜く。強く念じて、昴をぎゅっと抱きしめた。
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