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月の裏で会いましょう-revised-
第12章 以舞の足跡
「え?」

「・・・殺してやろうと思ったんだ。怖いだろ?」

昴は微笑んで見せたが、口の端はこわばってひくついている。

「怖いね…怖かったね」

私は昴を抱きしめた。


人を殺したいと思った自分を、恐ろしいと思えたということは、なんとか昴は正気を保ったということだ。

自身から沸き起こる究極の負の感情によく打ち勝った、と、私は誇らしく思った。私が愛する男は、逞しい心を持っているのだ。
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