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月の裏で会いましょう-revised-
第4章 再会(2)
腕を引かれて隣に寝転び、優しい光を落とす濃紺の夜空を見上げた。
胸の鼓動が、激しく鳴り響いている。私は今、ときめいてしまっている。
体を横に向けて向かい合わせになって、引き寄せ合って見つめ合って、頬の香りがするくらいまで近づいて、そしてキスした。もう二度とできないと思っていた口づけを、また、した。
首筋に手を伸ばし、指でうなじをなぞる。愛おしい体温が指を伝わって、体の芯をジワリと温める。昴の匂いをいっぱいにかいで、柔らかい唇を唇でなぞって、キスをしながら、絡める指を、もっと絡めて、ぎゅっと掴んだ。
昴が体を翻して覆いかぶさってくる。
唇を離して見つめ合うと、そこにはベルジャンホワイトの髪と茶色い綺麗な瞳がある。
その澄んだ瞳に自分だけが映り込んでいるのが、切ないくらいに嬉しくて、私は昴の頬を撫でてまた唇をせがんだ。
胸の鼓動が、激しく鳴り響いている。私は今、ときめいてしまっている。
体を横に向けて向かい合わせになって、引き寄せ合って見つめ合って、頬の香りがするくらいまで近づいて、そしてキスした。もう二度とできないと思っていた口づけを、また、した。
首筋に手を伸ばし、指でうなじをなぞる。愛おしい体温が指を伝わって、体の芯をジワリと温める。昴の匂いをいっぱいにかいで、柔らかい唇を唇でなぞって、キスをしながら、絡める指を、もっと絡めて、ぎゅっと掴んだ。
昴が体を翻して覆いかぶさってくる。
唇を離して見つめ合うと、そこにはベルジャンホワイトの髪と茶色い綺麗な瞳がある。
その澄んだ瞳に自分だけが映り込んでいるのが、切ないくらいに嬉しくて、私は昴の頬を撫でてまた唇をせがんだ。