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月の裏で会いましょう-revised-
第4章 再会(2)
切り込まれるような痛みに喘ぎながら、一層濡れるのが分かった。腰をくねらせただけで、察したように昴の手が秘所に触れ、その指先が花弁の間を割り入って濡れた場所を撫でた。唾液で濡らされた乳首は硬く突き立ち、昴の指先を包む花びらは熱をもって痺れ始める。

ふわふわしたベルジャンホワイトの髪に指を挿し入れ、昴の体温を感じながら、深く、昴の手技に堕ちていく。

───もっと、今までの私ができなかったことをさせて。

私は自ら両足を開いた。星空の下で。

ベルジャンホワイトの髪に、やたらキラキラした茶色い瞳。その後ろには無数に煌めく星が浮かんでいる。何か美しいものが、自分に降り注いでいるような心地がする。
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