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月の裏で会いましょう-revised-
第4章 再会(2)
───私のナカで、思い切り、いって。

強く念じて、わざときつく締めあげた。

昴が快楽の絶頂へとひた走るように律動を速めた。甘く蕩けるようなねっとりした摩擦に、肉壺がむくむくと鬱血して昴の火柱に絡みつく。

噴き出して肌を滑り落ちる汗の粒の冷たさに、体が熱くなっていることを知る。

見つめ合い、茶色の瞳に映る上気した頬の自分を見届けながら、私は果てた。全身を震わせ、花びらのあわいから歓喜の涙をあふれさせる。

私から引き抜かれた昴のものが、熱いほとばしりを放った。私は昴の手を引いて顔をそばめ、勢いよくあふれるそれを、唇で受け止めた。

どろりとした粘液を喉の奥に流し込み、鼻の奥に抜ける昴の香りに目を閉じた。

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