この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一夜限りでは終わりたくない
第2章 曖昧な関係

「奈々…どうしたんだ?急に泣き出したりして…」

翔也は泣き出した私を見て慌てている。
意味が分からないのだろう。

すると、その場に居たお母様が口を開いた。
両手を広げて呆れた口調だ。

「まったく…翔也さんは昔から勉強は出来たのに、女の子の気持ちは全く分からなかったわよね…成長していないわね。」

「お母さん…奈々が泣いているのは僕のせいだと言うのですか?」

お母様は大きく頷いた。

「昨日からの行動をよく考えてみる事ね。」

翔也が朝方に帰ってきたことを知っていたようだ。
お母様はそれだけ言うと、立ち上がり部屋から出てしまった。
お母様に続き、家族は皆立ち上がり部屋から出てしまったのだ。

残されたのは私と翔也の二人だ。

翔也は少し気まずいように小さい声で話し出した。

「…奈々…何か誤解しているようだが…間違えていたらすまない…もしかして奈々は、やきもちを妬いているのかな?」

「……」

私は何と答えて良いのか分からず言葉が出なかった。

「…専務のことか?」

/64ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ