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朝倉美咲の実習日誌
第7章 十二日目〜朽木先生に汚名返上のチャンスをいただきました。
「出て行きたまえ。心配しなくても、わたしは実習の評価に私情は挟まない」

そう吐き捨てて、朽木はまた美咲に背を向けた。


「お願いです、朽木先生!
見捨てないでください、私、何でもしますから…!」


担当教師の朽木と、この険悪な関係のまま最終日まで実習を続ける自信が、美咲にはなかった。



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